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徳島阿波踊り騒動にみる趣味と事業の違い

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ニュースにもなっていますが、阿波踊りの目玉である総踊りを巡って一波乱あったようです。

テレビでは総踊りを存続させたい観光協会と赤字を改善したい徳島市との対立が強調されていました。

 

背景にはいろいろあるようですが、要するに阿波踊りを趣味とみるか事業とみるかで意見が異なるのだと私は思います。

 

目次

 

趣味はお金をかけるもの

観光協会側は阿波踊りを趣味としてみていますね。もしくは伝統や文化と言い換えてもよいです。

 

「長年続けてきたものだから今年も続けたい。この日のために踊り子は練習してきたんだ」、とのコメントを見ました。

 

踊り子側は阿波踊りを踊ることや大勢の人に見てもらって楽しんでもらうことには関心があると思います。

 

しかしその後の収益に繋がるかどうかについてはあまり関心がないようにみえました。総踊りを有料席以外の場所で強行して踊ったことからもみて取れます。

 

総踊りを強行したことの是非はともかく、観光協会がやったことは趣味の範疇だということです。

 

事業はお金を稼ぐもの

今回の騒動で一番問題だと思われるのは、阿波踊りが赤字だということです。黒字ならば総踊りを中止しろなどと徳島市も言わないでしょう。

 

会社に勤めている人なら共感して頂けると思いますが、赤字の事業は経営陣から非常に厳しい目で見られます。

事業規模の縮小は当たり前で、数年で収益力が改善しなければ事業撤退という選択も採られます。

 

阿波踊りを事業としてみるならば、総踊りを中止し踊り子を各会場に振り分けるという徳島市の主張は一つの改善案としてはありだと思います。

この案で本当に収益が改善するかは別の話ですが。

 

阿波踊りを趣味と捉える観光協会とあくまでも事業として収益を求める徳島市とでは話し合いが平行線になるのも頷けます。

実際にはこの対立に徳島新聞社も利害にからんでいたというのですからもっと問題は複雑です。

 

阿波踊りを存続させるには?

阿波踊りを将来的に残していくためには徳島の人にとって阿波踊りがどういうものかをはっきりさせた方が良いと思います。

市の税金を投じて守っていくような伝統的・文化的なものにするのか、事業として阿波踊りで稼げる仕組みを作っていくのか。

 

今のようなどっちつかずな状況だと、徳島市の財政悪化に伴って阿波踊りそのものが失われる可能性があります。

日本でも有数の文化であることは間違いないのですから、どうにか立て直してほしいと私は思います。

 

まとめ

本来なら集客力のあるコンテンツに仕上げるまでに大変な苦労があるのですが、阿波踊りはすでに集客力は抜群です。

うまく収益を上げる仕組みを作り、きちんと事業化できないものでしょうか。