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体育会系パワハラ問題のもはや様式美とも言える流れ

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2018年に入り体育会系組織のパワハラ問題が相次いでいますね。

 

・レスリング    伊調選手へのパワハラ

・日大アメフト部  部員へのパワハラ

・体操       宮川選手のコーチへのパワハラ

 

トップニュースになったものだけでも3つはあります。

 

共通点はスポーツだというくらいで別の業界の話ではありますが

ニュースを見ていると面白いくらい騒動の流れが似ていますね。

 

パワハラをする人間の思考回路は同じということでしょうか。

 

目次

 

大まかな騒動の流れ

1.被害者がパワハラを訴える

2.加害者が訴えを無視する、抑圧する

3.マスコミやネットに事件が取り上げられる

   事が大きくなる

4.加害者はパワハラをやっていないと否認する

5.被害者がパワハラされた状況を詳しく証言する

6.それに呼応してマスコミやネットが加害者を叩く

7.加害者が耐えきれなくなり謝罪する

   しかしパワハラ自体はやったつもりはないと

   否認する

8.被害者はそのような謝罪では納得せず、

   マスコミやネットはますます加害者を叩く

9.加害者が辞職・解任に追い込まれる

 

という様式美とも言えるほどのきれいな流れが出来上がっています。

 

どのステップを改善すれば事態が収まるのか

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パワハラ騒動の流れを1~9までのステップに分けて書きました。

最後の9(辞職・解任)に至るまでに改善の余地はけっこうありそうですね。

 

どのステップを改善すればよいかいくつか案を挙げてみます。

 

ステップ2.加害者が訴えを無視する、抑圧する

まず基本的な考えとして早い段階で手を打つ方が効果も高くなりますね。

 

ステップ1で被害者がパワハラを訴えてきた時点で謝罪し、改善に向けて話し合うのがおそらく最善手です。

 

とはいえステップ2で正しい手を打てる人はそもそもパワハラなんてやりそうにもないですが。

 

下の人間が何か言ってきても聞く耳を持たない人間だからこそパワハラをするのです。

 

ステップ4.加害者はパワハラをやっていないと否認する

ステップ4の段階ではすでにニュースになってしまっていますね。

 

とはいえこの時点でパワハラを認め誠心誠意謝罪すれば、まだ職は守れそうです。

 

ですが加害者はメディアでの第一声で「やってない」と否認してしまうんですよね。

 

本当にパワハラがなかったことを客観的な証拠に基づいて証明するのは難しいです。

なので身の潔白を証明できない以上、否認するメリットは薄いです。

 

事態を沈静化するためにはパワハラの真偽はさておき、認めて謝罪するべきです。

 

自らの職を守るためにつまらない意地やプライドを捨てて頭を下げる。

 

これが正しい保身の在り方だと思います。

保身が良いことかどうかは別の話ですが。

 

ステップ4でパワハラを否認する人間は保身に走ることすらできていないわけです。

 

ステップ7.加害者が耐えきれなくなり謝罪する

ステップ的にはこれが職を失うかどうかのぎりぎりのラインですね。

 

個人的には謝罪する相手と内容を間違えなければまだチャンスはあると思います。

 

実際の騒動を見ていると

謝罪する相手:世間

謝罪する内容:関係者にご迷惑をお掛けしたこと

       世間をお騒がせしたこと

 

というような謝罪に見えます。

しかし世間とは第三者であり部外者です。謝る相手を間違えています。

 

正しい謝罪は

謝罪する相手:被害者

謝罪する内容:パワハラをしたこと

 

こうあるべきです。

 

加害者本人は被害者に謝っているつもりかもしれません。

しかしパワハラを認めていなければ謝罪したことにならないでしょう。

 

あるいはコミュニケーション不足という言い訳をしているケースも見受けられます。

ただ、コミュニケーションとは双方の歩み寄りがあって成り立つものです。

 

なのでコミュニケーション不足を理由にするということは、被害者にも一定の落ち度があったと言っているのと同じです。

 

被害者にとっては不快でしょう。

許してくれるはずもありません。

 

そのためステップ8⇒ステップ9と進んでしまい職やポジションを失うわけです。

 

パワハラとは自覚なき行為である

私は本当にパワハラがあったかどうかについてはあまり興味ありません。

そんなことは当事者にしかわからない問題だからです。

 

もしかしたら当事者すらわかっていない可能性があります。

 

この行為はパワハラだと自覚してやっている人はほとんどいないでしょう。

ほとんど全てのパワハラは無自覚な行為です。

 

「こんなことでパワハラになるの!?」

とおそらく加害者は思っているのでしょう。

 

我々も明日は我が身だと思って自らの行為を振り返るべきでしょうね。

何がパワハラになるかわかりませんから。

 

ですがそんなに難しく考える必要はないと思います。

"人には親切にしましょう"ということです。

 

まとめ

このままのペースだと年内にもう一件くらい大きな問題が出てきてもおかしくなさそうですね。

表面化していないだけでこういった問題はゴロゴロあると思います。